今日は、12月22日に東京で行われた「日本学生科学賞」の表彰式で、入選第1等に選ばれた石川宗路朗くんに話を伺いました。日本学生科学賞は、日本で最も権威のある科学賞の一つと言われており、全国の中学生や高校生にとって大きな目標となる賞です。
まず、表彰式の感想を聞いてみました。「とにかく、周りの人たちのレベルが高くて刺激を受けました。交流会では、小学生の頃から10年以上も観察を続けている方に出会い、本当にすごいなと感動しました」と話してくれました。また、来賓として出席されていた秋篠宮皇嗣殿下と記念写真を撮る機会もあり、「普段経験できない貴重な体験をさせてもらいました」と熱く語ってくれました。
石川くんの研究テーマは「ハサミでガラスをきれいに切る」というもので、名探偵コナンのトリックからヒントを得て、もっときれいにガラスが切れる方法はないかと考え研究を始めたそうです。将来は医薬品の開発など、研究者としての道を目指そうと考えているようですが、今回の表彰式を通じて視野が広がり、「もっとみんなを驚かせるような研究をしてみたい」と新たな意欲を抱いているようです。
次のステージとなる高校での課題研究では、新しいテーマに挑戦する予定です。高校でもぜひ「日本学生科学賞」の受賞を目指して頑張ってほしいと思います。これからの石川くんのさらなる活躍を期待しています。
写真には石川君の課題研究を指導した木挽屋先生にも入ってもらいました。
- 校長室より(受信環境クリーン図案会長賞)
- 校長室より(中高保健委員の活動)