9月12日、8月末に行われた全国中学生少林寺拳法大会で見事2連覇を成し遂げ日本一になった、中学3年生の松本安晟さんに来てもらいました。少林寺拳法といえば、厳しく強いイメージがありますが、松本さんは優しい笑顔がとても印象的です。
松本さんが出場したのは「女子組演武の部」です。これは二人一組で行われる競技で、松本さんとペアを組んだ相手とは、小学生の頃から一緒に練習を積んできたそうです。息の合った演武が2連覇という結果を生んだのではないかと思います。
少林寺拳法を始めたのは小学校1年生の頃。以来、厳しい練習を続けてきた秘訣を尋ねると、松本さんは「少林寺拳法自体が楽しいのはもちろんですが、ペアの相手とずっと一緒にやってこれたことが、困難を乗り越える原動力になりました」と語ってくれました。
また、少林寺拳法を通じて学んだことを聞くと、「礼儀でしょうか」と答えてくれました。身に付けた礼儀正しさは、今後の松本さんの人生において、さまざまな場面で活かされると思います。
小学生の頃から続けるだけでもたいへんなことですが、さらに成果も残している松本さん。本当にすばらしいと思います。次の大会でもぜひ優勝を目指して頑張って欲しいと思います。
日本一の報告をするために、岡山県庁を訪れ、伊原木隆太県知事に報告をしたことが、複数の放送局からもニュースで放送されました。