3年理科 実験「ボルタの電池の応用」

今回の実験は,「ボルタの電池」を発展させた実験に取り組みます。まず,サイエンスで学習してきた変数(Variables)を考えます。Input variablesは,電極の組み合わせと電解質水溶液,Outcome variablesは,電圧,電流,抵抗のどれかであることは,簡単に考えつきました。では,ボルタの電池でInput variablesを変化させても,変化しない(固有の)Outcome variablesは何なのでしょうか? この謎を解き明かすことが,この実験のミッションです。実際測定を始めると,電圧,電流,抵抗のどれから測定するか,電解質水溶液は何を用いるか,電極の金属は今何を用いているのか,混沌とした状態になってきます。理論では分かっていても要領よく,整然と実験を進めることは,難しく,実践を通してしか体験することはできません。一見混沌としているデータから意味のあるデータを導き出し,科学的に合理性がある説明にトライしていきます。ちょっと難しい内容に挑戦しています。

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