2年理科 だ液中の消化酵素のはたらきを調べる

2年生の理科では、生物・消化を学習しています。クラスによって時間差はありますが、だ液中の消化酵素のはたらきを調べるために、温度・基質・濃度など様々な入力となる変数からをグループごとに設定し、結果の変数は何で表すか、どのような実験器具を使えば良いか、どのような操作をすればよいかなど、実験設計・計画・実行・片づけまで自分たちで行いました。また、その実験結果を各班から報告し合い、さらに考察を深めました。
教科書に書いてあるとおりの実験手順を、用意された道具や手順で行うのではなく、自分たちで考えることで、試薬の量に対する適切な大きさの器具を選んだり、入れる試薬ごとに実験器具を用意しなくてはいけなかったりすることを知りました。実験の条件制御もよく考えないと行けないことや、「温度」という思いつきやすい入力変数が、調べやすい入力変数ではないことも実感しました。
大変なことも多かったけど、「できることをするのではなく、できないからする。できるようになるためにする。」ということを学びました。

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